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「カリスマ性」から「心理的安全性」へ。変化する医療現場のリーダーシップ

2026.02.04

日本の看護師リーダーシップ研究はどう変わってきた?

日本の看護リーダーシップ研究の変遷を見ると、
2019年頃までは「師長(管理者)」を対象に、
強い牽引力で組織を変える「変革型リーダーシップ」などが注目されていました。
しかし、2020年以降、その潮目は変わりました。
管理職ではない中間世代のリーダーシップやメンバーのフォロワーシップに注目が集まっています。
今の現場で求められているのは、
「つながり」「心理的安全性」
そして「学習する職場環境」をつくる力です。

では、リーダーシップってどんな役割なのでしょうか。

指示を出す人?責任を取る人?
それは一昔前の考え方であり、リーダー像をアップデートさせる必要があります。

看護師長も中堅看護師にも共有するリーダーシップ

村田 由香(2020)の研究によると、
看護師長も中堅看護師にも共有するリーダーシップとして、
「後輩中心の成長支援行動」に表されるスタッフの教育・指導や
「問題を解決するためのアサーティブな発信力」に表される
部署の問題解決のための行動があげられています。
特に、中堅看護師の特徴を示すリーダーシップとして、
多職種連携による医療チーム としての活動や
質の高い患者ケアを24時間継続して円滑に実践するためには、
直接看護を実践している複数の中堅看護師それぞれに
協調性セルフコントロール力が求められると明記しています。

※村田 由香,広島大学大学院総合科学研究科,2020

シェアド・リーダーシップが職務満足と看護の質につながる

つまり、1つのチームに1人のリーダーではなく、
複数のリーダーが存在するということです。

リーダーシップ=役職ではありません。

得意なことを、得意な人がマネジメントすることで、
そのチームのパフォーマンスが最大化します。
人に教えるのが上手な人、
だれより知識とスキルを持っている人、
医師との関係づくりが上手な人、
マニュアル整備をいつも率先してくれる人、
カンファレンスをいつも呼び掛けてくれる人、
いろんな部分をシェアして認め合えているのが理想のチームの在り方です。

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大学教授や実務に精通した専門家の知見をもとに構成されており
経験や感覚に頼るのではなく、理論と根拠に基づいて
現場を整える考え方を学ぶことができます。

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